大雪海のカイナ・第1話考察

こんにちは、TKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)と申します。

今回は2023年冬の新作アニメ『大雪海のカイナ』第1話の考察をしようと思います。

本作は『シドニアの騎士』『BRAME!』などの作品を手掛けてきた、弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズによるオリジナルアニメ。

壮大な世界観と圧倒的なCGクオリティで多くのファンを魅了したであろうタッグが、どんな物語が紡いでゆくのか。

早速1話を振り返っていきましょう。

※考察記事作成の練習を兼ねてます。内容・文章がめちゃくちゃな部分もありますのでご了承ください。

 

あらすじ

まずはあらすじから見ていこうと思います。

第1話「天膜の少年」

雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹。
その上の天膜にある小さな村で、少年・カイナは暮らしていた。
一方、軌道樹の麓の小国アトランドの王女・リリハは、
天膜にいるという賢者を求め、
決死の覚悟で浮遊虫に乗ろうとするのだが……。

大雪海のカイナ 公式サイトより引用

こんな感じ。

Aパートは主にカイナ達軌道樹の住人、Bパートはリリハ達中心に描かれてました。

カイナ視点は比較的ほのぼのした雰囲気だったのに対してリリハ視点はいきなり戦闘とシリアスな雰囲気から始まった1話でしたね。

では、詳しく語っていこうと思います。

 

カイナの生活について

続いてカイナ視点の物語を振り返っていきます。

カイナは天膜に群がる「トビケラ」などの虫を狩りながら「軌道樹」の上に広がる「天膜」で生活している様子。

このトビケラ、卵を生で食べられたり、脚は燻製にすると美味いらしい。更にはホルレゲンなる物質が豊富なんだとか。

ホルレゲン……って何だ?

わからなかったのでggってみたけど全然ヒットせず。

まあこの話はいったん置いといて、カイナ達軌道樹の住人自体は平和に暮らしてる様子。

 

軌道樹・天膜に起こっている問題

ところが、その軌道樹が徐々に枯れ始めて多くの村が滅びたこと、天膜に大きな穴が開いていることが問題になってるそう。

残っている住人もカイナ達だけだとか。

え、それ結構ヤバい状態じゃない…?

原因は現状明らかになってはいませんが気になるところです。

また、天膜大きな穴について。

冒頭の映像を見るに、作中でも屈指の大きさを誇っている「オオキドウジュムシ」が天膜を突き破った、というわけではなさそう。

というかそもそも天膜ってどうやってできてるって話。公式サイトのキーワード欄にある画像を見ると、なんとなく泡っぽくも見えるような…

何かがあって破裂した、とかでしょうか。

現時点では情報がほぼないので、今後の展開を待つしかないですね。

 

看板について

カイナ達の村の住人の一人で、看板の文字について研究している「看板爺」というキャラクターが登場しました。

看板の文字をカイナに音読させていましたが、文字の意味は理解していない様子でした。

かつて軌道樹の村には看板の文字を解読する「文字読み」という人達がいたようですが、軌道樹の枯れによってほぼ全滅。看板爺は唯一の生き残りになった最後の文字読みに文字を教わったとのこと。

そんな看板ですが、看板爺の部屋に置いてあった中で気になったワードが2つあったので見ていきたいと思います。

1つ目は「雪海発生試験機」

これ結構重要な情報なんじゃないか!!!???

ただ、これは縦読みで左に「雪海発生」右に「試験機」となっていたので、もしかしたら「試験機雪海発生」と読む可能性も。

けどこれじゃあ違和感がありますよね。

もし前者が正しい読みだとしたら、雪海は人為的につくられた可能性がある、と捉えても良いのではないか、そう感じました。

2つ目はカイナが音読していた「手をつなぐ認証儀礼は細切れになったねうちを受け渡す」(聞き取っただけなので間違っているかもしれません。)

この「手をつなぐ認証儀礼」の部分。

シドニアでこんなのありましたね!!!!!!

knightsofsidonia.fandom.com

もしかしたらシドニアと何かしらの繋がりがあるかも。

そしてこれを読み上げていたカイナが持っていた看板には「東亜重工・IT館」の文字も。

弐瓶作品では毎度の如く登場している東亜重工

今回は看板という形で存在を示唆されていることから、すでに滅びていると見ていいでしょう。

ただでさえ近未来観の強い弐瓶作品の世界からさらに遠い未来の物語という可能性もありますね。

 

地図(?)について

本編でカイナが持っていた地図にも見えるような木の板。

カイナ曰く「ゆっくり移動している光の塊」とのこと。

カイナは人の明かりでは、と確かめたがっていましたが。

おそらく後述する「賢者」ではないかと。

ここもまだ謎が多いため一旦とばします。

 

リリハ、及びアトランドの状況

続いてリリハ視点の物語について。

リリハ達は「賢者の住む地」を目指して航行している様子。

しかし途中で謎の組織「バルギア」の襲撃に遭い、リリハは助かったものの、仲間たちはほぼ全滅。

リリハは仲間たちの手によって「浮遊虫」にひもでくくられた籠に乗って天空へと飛んでいきました。

 

リリハの目的

ここで気になる点は、リリハ達は何故賢者の住む地を目指していたのか。

アトランドを救うため、と言うほどですからよっぽど大事なんでしょう。

公式サイトのキャラクター欄にも「賢者を求めて」という記載がありました。

リリハの住むアトランドが何かしらの面で危機に瀕している、とか?

それで賢者に救いを求めたいといった具合でしょうか。

 

バルギアとの関係

また仲間の一人の「バルギアとの交渉期限が迫ってる、今を逃すともうチャンスはない」という発言。

そして今回の襲撃といい、少なくともバルギアとの関係はあまりよくなさそう

交渉内容というのも気になる…が後々明かされることでしょう。

 

賢者について

おそらく今回一のキーワードでしょう。

リリハはゆっくりと天空へと昇っていく浮遊虫の中で、軌道樹を見てこうつぶやきます。

「賢者の…森…?」

そこには数多くの緑色の光。

そして、カイナの前に現れた謎の緑色の生物。

こやつが賢者なのでは!?(適当)

ただ、何故カイナの前に現れたのかは不明。

OP映像のラストカットに写っていることもありこいつの正体を探ることが物語の大きな鍵になりそう。

 

二人の出会い

こうしてカイナとリリハが出会ったところで第1話は終了。

次回以降いろいろ話すだろうけど、光が気になって下の世界に行きたいカイナと、賢者の住む地を目指しているリリハ。

二人の利害が一致して、PVにもあった軌道樹を下っていくという展開になりそう。

その中でどんなことが起きるのか、楽しみなところです。

 

大雪海のカイナ 第1話感想

いやー、めっちゃ面白かった!

相変わらず弐瓶先生の描く世界観が半端ない!それでいてポリゴンさんのCGも超クオリティが高い!

そして1話から多くの謎を残しているので考察するのがめちゃんこ楽しい。

自分、こうやって真面目に考察するのって初めてだったんですが、たまにはこういうのもいいね。(疲れるから本当にたまにでいいけど)

これからどんな展開を見せてくれるのか、期待してます!

ではまた。