大雪海のカイナ・第1話考察

こんにちは、TKJohshiro(てぃーけーじょーしろー)と申します。

今回は2023年冬の新作アニメ『大雪海のカイナ』第1話の考察をしようと思います。

本作は『シドニアの騎士』『BRAME!』などの作品を手掛けてきた、弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズによるオリジナルアニメ。

壮大な世界観と圧倒的なCGクオリティで多くのファンを魅了したであろうタッグが、どんな物語が紡いでゆくのか。

早速1話を振り返っていきましょう。

※考察記事作成の練習を兼ねてます。内容・文章がめちゃくちゃな部分もありますのでご了承ください。

 

あらすじ

まずはあらすじから見ていこうと思います。

第1話「天膜の少年」

雪海が広がる世界にそびえ立つ軌道樹。
その上の天膜にある小さな村で、少年・カイナは暮らしていた。
一方、軌道樹の麓の小国アトランドの王女・リリハは、
天膜にいるという賢者を求め、
決死の覚悟で浮遊虫に乗ろうとするのだが……。

大雪海のカイナ 公式サイトより引用

こんな感じ。

Aパートは主にカイナ達軌道樹の住人、Bパートはリリハ達中心に描かれてました。

カイナ視点は比較的ほのぼのした雰囲気だったのに対してリリハ視点はいきなり戦闘とシリアスな雰囲気から始まった1話でしたね。

では、詳しく語っていこうと思います。

 

カイナの生活について

続いてカイナ視点の物語を振り返っていきます。

カイナは天膜に群がる「トビケラ」などの虫を狩りながら「軌道樹」の上に広がる「天膜」で生活している様子。

このトビケラ、卵を生で食べられたり、脚は燻製にすると美味いらしい。更にはホルレゲンなる物質が豊富なんだとか。

ホルレゲン……って何だ?

わからなかったのでggってみたけど全然ヒットせず。

まあこの話はいったん置いといて、カイナ達軌道樹の住人自体は平和に暮らしてる様子。

 

軌道樹・天膜に起こっている問題

ところが、その軌道樹が徐々に枯れ始めて多くの村が滅びたこと、天膜に大きな穴が開いていることが問題になってるそう。

残っている住人もカイナ達だけだとか。

え、それ結構ヤバい状態じゃない…?

原因は現状明らかになってはいませんが気になるところです。

また、天膜大きな穴について。

冒頭の映像を見るに、作中でも屈指の大きさを誇っている「オオキドウジュムシ」が天膜を突き破った、というわけではなさそう。

というかそもそも天膜ってどうやってできてるって話。公式サイトのキーワード欄にある画像を見ると、なんとなく泡っぽくも見えるような…

何かがあって破裂した、とかでしょうか。

現時点では情報がほぼないので、今後の展開を待つしかないですね。

 

看板について

カイナ達の村の住人の一人で、看板の文字について研究している「看板爺」というキャラクターが登場しました。

看板の文字をカイナに音読させていましたが、文字の意味は理解していない様子でした。

かつて軌道樹の村には看板の文字を解読する「文字読み」という人達がいたようですが、軌道樹の枯れによってほぼ全滅。看板爺は唯一の生き残りになった最後の文字読みに文字を教わったとのこと。

そんな看板ですが、看板爺の部屋に置いてあった中で気になったワードが2つあったので見ていきたいと思います。

1つ目は「雪海発生試験機」

これ結構重要な情報なんじゃないか!!!???

ただ、これは縦読みで左に「雪海発生」右に「試験機」となっていたので、もしかしたら「試験機雪海発生」と読む可能性も。

けどこれじゃあ違和感がありますよね。

もし前者が正しい読みだとしたら、雪海は人為的につくられた可能性がある、と捉えても良いのではないか、そう感じました。

2つ目はカイナが音読していた「手をつなぐ認証儀礼は細切れになったねうちを受け渡す」(聞き取っただけなので間違っているかもしれません。)

この「手をつなぐ認証儀礼」の部分。

シドニアでこんなのありましたね!!!!!!

knightsofsidonia.fandom.com

もしかしたらシドニアと何かしらの繋がりがあるかも。

そしてこれを読み上げていたカイナが持っていた看板には「東亜重工・IT館」の文字も。

弐瓶作品では毎度の如く登場している東亜重工

今回は看板という形で存在を示唆されていることから、すでに滅びていると見ていいでしょう。

ただでさえ近未来観の強い弐瓶作品の世界からさらに遠い未来の物語という可能性もありますね。

 

地図(?)について

本編でカイナが持っていた地図にも見えるような木の板。

カイナ曰く「ゆっくり移動している光の塊」とのこと。

カイナは人の明かりでは、と確かめたがっていましたが。

おそらく後述する「賢者」ではないかと。

ここもまだ謎が多いため一旦とばします。

 

リリハ、及びアトランドの状況

続いてリリハ視点の物語について。

リリハ達は「賢者の住む地」を目指して航行している様子。

しかし途中で謎の組織「バルギア」の襲撃に遭い、リリハは助かったものの、仲間たちはほぼ全滅。

リリハは仲間たちの手によって「浮遊虫」にひもでくくられた籠に乗って天空へと飛んでいきました。

 

リリハの目的

ここで気になる点は、リリハ達は何故賢者の住む地を目指していたのか。

アトランドを救うため、と言うほどですからよっぽど大事なんでしょう。

公式サイトのキャラクター欄にも「賢者を求めて」という記載がありました。

リリハの住むアトランドが何かしらの面で危機に瀕している、とか?

それで賢者に救いを求めたいといった具合でしょうか。

 

バルギアとの関係

また仲間の一人の「バルギアとの交渉期限が迫ってる、今を逃すともうチャンスはない」という発言。

そして今回の襲撃といい、少なくともバルギアとの関係はあまりよくなさそう

交渉内容というのも気になる…が後々明かされることでしょう。

 

賢者について

おそらく今回一のキーワードでしょう。

リリハはゆっくりと天空へと昇っていく浮遊虫の中で、軌道樹を見てこうつぶやきます。

「賢者の…森…?」

そこには数多くの緑色の光。

そして、カイナの前に現れた謎の緑色の生物。

こやつが賢者なのでは!?(適当)

ただ、何故カイナの前に現れたのかは不明。

OP映像のラストカットに写っていることもありこいつの正体を探ることが物語の大きな鍵になりそう。

 

二人の出会い

こうしてカイナとリリハが出会ったところで第1話は終了。

次回以降いろいろ話すだろうけど、光が気になって下の世界に行きたいカイナと、賢者の住む地を目指しているリリハ。

二人の利害が一致して、PVにもあった軌道樹を下っていくという展開になりそう。

その中でどんなことが起きるのか、楽しみなところです。

 

大雪海のカイナ 第1話感想

いやー、めっちゃ面白かった!

相変わらず弐瓶先生の描く世界観が半端ない!それでいてポリゴンさんのCGも超クオリティが高い!

そして1話から多くの謎を残しているので考察するのがめちゃんこ楽しい。

自分、こうやって真面目に考察するのって初めてだったんですが、たまにはこういうのもいいね。(疲れるから本当にたまにでいいけど)

これからどんな展開を見せてくれるのか、期待してます!

ではまた。

 

2022年秋アニメ総括!視聴した19+4作品についてテキトーに感想を語る回

どーも。(某ホワイトハッカー 風に)

もう冬アニメも始まってしまいましたね…! TKJohshiroと申します。

今回はタイトルの通り、2022年秋アニメについて超絶雑に語っていこうと思います。

今期もアツかったですねー

私は今期、継続込みで23本視聴、19本完走しました。

最後まで見れた作品が多いことは豊作の証!

早速振り返っていこー

※作品によってはネタバレもあるのでご注意ください。

 

採点方式について

私、アニメ視聴の際に100点満点で点数をつけているのですが、いかんせん100%フィーリングで点をつけております。その点ほど何卒ご了承ください。だってストーリー:何点、とか1話:何点とかいちいちつけるのめんどくさいもん。(言い訳)

採点基準はこんな感じ。

100点 頂点
90点~ 最高に面白い
80点~ 滅茶苦茶面白い
70点~ 面白い
60点~ やや面白い
50点~ 普通
40点~ つまらない
30点~ 酷い
~29点 うんこ

この基準はとあるアニメブロガーさんの基準を参考にしてます。

お笑い賞レースとかを基準で見てる人からしたら大分辛口評価に見えるかもしれません。その点と前述の通りフィーリングでつけてるのでご理解のほどよろしくお願いします。

前置きが長くなってしまいましたがほんへイクゾー! デッデッデデデデッ!(カーン)

 

切った作品

まずは途中切りした3作品を発表します。

 

虫かぶり姫

3話切り

事実上の今期ワースト。自分にはちょっと合わなかったかなー

思ってた以上にギスギスしてて見るのがキツかった。

 

ポプテピピック TVアニメーション作品第二シリーズ

5話切り

今期はそんなに話題になりませんでしたねー

自分としてもイマイチ。笑ったのはおじさんのミルクとナナチランキングくらい。

自分、声優さんには詳しくないので、誰が声を当てているのかわからず、という場面が多々。

そういうこともあり、この作品に関してはある程度ネタバレを食らったうえで見たほうが楽しめるんじゃないかと。

ある意味戦略的な切り方をしました。なんそれ。

なので来るべき時にちゃんと完走するかもしれません(するとは言っていない)。

 

後宮の烏

6話切り

実は結構期待していたんですが、中華系作品特有の登場人物の名前の覚えにくさや難解なワードの乱立で頭がおかしくなってしまいました。

且つ展開も地味に感じてしまった。

OPが今期トップレベルで好きだったので何とか耐えていたんですが、6話でギブアップ。

 

延期した作品

ゴールデンカムイ 第四期

相変わらずぶっ飛んでて面白い。

どこのどいつも何しでかすかわかんないから一層期待が高まってしまう。

特に映画回はガチ笑いした。

そんでもってシリアスもうまく見せるからなかなか目が離せない。

再開は2023年4月とのこと。気長に待とう!

 

完走した作品

19位:惑星のさみだれ(継続)

惑星のさみだれ_1

評価:50点

見てた中では個人的ダントツワースト。

作画悪い、演出地味でもうめちゃくちゃな2クールだったと思う。

何故原作が名作と言われているのかも未だに理解できん。

最後の告白のくだりは何だったんだ?

あと個人的には獣の騎士たちを活躍させろって思った。鶏や亀あたりは完全に置きキャラになってたし、幻獣に進化してもどう変わったのかが全然わからんかった。

原作ではそこらへんやキャラの心情描写も含めてうまく描かれてたってことかな?

とにかく、長らくアニメ化を待ち望んでいた原作ファンは怒り心頭だろうね。

 

18位:忍の一時

忍の一時|フジテレビの人気ドラマ・アニメ・TV番組の動画が見放題<FOD>

評価:57点

結構期待してたオリジナル枠だったんですが、個人的にはイマイチな感じで終わってしまった印象。

忍者アクションはどうも微妙に感じてしまい、犯人探しもあっさりしすぎた。

あと個人的には、何故一時に忍者について教えてこなかったのか。1話から思ってたけど結局最後までモヤモヤしたまんまで終わってしまった。

なんというか、惜しい!

 

17位:マブラヴ オルタネイティヴ 第二期

マブラヴ オルタネイティヴ 第二期_1

評価:60点

さみだれ同様原作ファンから散々な評価を受けたであろうマブラヴ

2期でもその悪印象は払拭し切れなかった印象。

しかし個人的にはほんの少し、前評判には遠く及ばないものの好印象は持てたと思います。

訓練中に突如始まったBETA戦、まりもちゃんのアレ、そこからの悩み、覚悟を決め遂に始まった本格的なBETA戦。

我々視聴者には想像もつかない程武ちゃんは苦悩を重ねてるんだ、と思うと胸が苦しくなる。そんな気持ちになります。

ただ作画は相変わらずひどい…。覚悟を決めて元の世界に帰った回なんか特にひどかったね。

CGや撮影面はいいからこそ余計目立つ。

続編の告知はなかったけど、どんな風になろうとも完結はさせて欲しいな。

 

16位:不滅のあなたへ Season2

不滅のあなたへ Season2_1

評価:61点(暫定)

1期は78点の高得点をつけたはずなんだが、今回はなぜかハマってない。なぜだろう。

キャラをあまり好きになれてないのかも。

ボンは実際いいヤツだけどビジュアルが作品の雰囲気に合ってないし(イメチェンしたので今後に期待)、カハクはどうも信用し切れない。

フシも色々獲得しすぎて調子に乗ってるように見える場面がある。(気のせいだったら申し訳ないです)

ただ丁寧に作られているとは思うし最新話で登場した新キャラが流れを変えてくれるかもしれないので今後に期待。

 

15位:うたわれるもの 二人の白皇(継続)

うたわれるもの 二人の白皇_1

評価:64点

物語も良くて好感の持てるキャラクターも多かった。

が、原作を一切知らない自分からしたら全体的に退屈だったなあと。

それいる?というよりかは最終章と謳っている中でそんなことしてていいの?って思ったエピソードがいくつかあった。これに関しては自分で勝手にそう思ってたってだけかもしれんが。

それでも、ゲーム3作分という膨大なシナリオを15年以上もかけてきっちり完結させたことはやっぱり素晴らしいと思う。制作陣の方々に拍手を送りたい。

 

14位:アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール

アイドリッシュセブン Third BEAT!_1

評価:65点(暫定)

苦手な傾向にある男性アイドルものにしてはハマってるシリーズ。

今回は特にいろいろありましたねー(まだ終わってないけど)

相変わらず芸能界の闇についてとことん突き止めていく本作。そこがハマってる理由かも。

トップアイドルが実質的な追放をされるって現実だとどういう感じなんだろ。

キャラについても環くんのガキっぽいとことが嫌いな点以外は全体的に好印象。

ŹOOĻの悪役感がいい味出してる。曲も好き(特に通常ED)

にしても、前半と合わせて全30話とはたまげたなあ。もう2クールじゃなくて2.5クールじゃん。

それだけ気合入れてるってことだから、おいしい展開、期待してますよ?

 

13位:機動戦士ガンダム 水星の魔女

機動戦士ガンダム 水星の魔女_1

評価:68点

今期の中でも特に大きな話題となったガンダムの新作。

ただ、自分としては話についていけなかった場面が多く、ネットでの盛り上がりの割にはあまり楽しめなかった印象。

ネットの考察とかを見ると如何に自分がついていけてないかを実感した…

それでも、年明けの1クール目最終回は結構楽しめた。

ラストは衝撃でしたね。自分は配信で見たので少し遅れちゃったんですが、リアタイ勢はどんな気持ちだったんだろ。

これからキャラの関係性に亀裂が入っていくのではないかと思うとゾワゾワしてくる。

果たして戦争は始まってしまうのだろうか…?

Season2も要注目!

 

12位:Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-_1

評価:70点

作画良し、演出良し、キャラ良しでネットでの評判も高い印象の本作。

AI技術の進んだ世界観がDIYをより引き立たせているのも良かった。

終盤のツリーハウスを建てるパートも本作の醍醐味を最大限に生かしていたと思う。

しかしあえて正直に言おう、もっと期待してた…。点数で言うと80~85くらい。

Dr.STONE』の村編みたいなものづくりの過程から得られるワクワク感みたいな、そんなものをもっと見たかったなー

しかし、DIY描写自体は丁寧で高評価も納得。Good job!

 

11位:陰の実力者になりたくて!

陰の実力者になりたくて!_1

評価:70点(暫定)

なろうの俺TUEEE系も個人的には苦手な傾向があるんですが、本作のような厨二要素全開でストレートな無双は見てて爽快だから好き。

絶妙にダサいのに絶妙にカッコいいのが個人的に評価したいポイント。

アクションもキレが良い。wikiで見ただけなんですが監督が全話のアクション作監もやっているそう。無茶がすぎないかほんとに(誉め言葉)

ひとつ心残りな点は七陰をはじめ部下をどうやって集めたかということ。できれば残りの少ない話数でやってくれると嬉しいが果たして…?

 

10位:僕のヒーローアカデミア 第6期

僕のヒーローアカデミア(第6期)_1

評価:73点(暫定)

もはや終わらないコンテンツとなりつつあるヒロアカ。読売テレビさんの気合の入れようが垣間見えますねー

さて、前回の5期は盛り上がりに欠ける展開が多かった印象もあったんですが、今回は作品の見せ場の一つであろう『全面戦争編』ということで、物語だけでなく映像面にも気合が入っていてとても見ごたえがありました。

ダビダンスとか衝撃だったよね。

原作ファン曰くこっからが本当の地獄らしいのでさらに期待して待っています。

ちなみに、放送中にED歌手が逮捕されたみたいなニュースもあったけど、作品に問題はなさそうで良かった。近年だとすばせかみたいなことになったら大変だったろうからね…

 

9位:ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン 第2クール

評価:75点

ジョジョは1,2部にあたる1st seasonを最近見ただけで実質初見なんですが、やはり名作と言われてるだけあって十分面白い!

スタンドバトルによる駆け引きはもちろんだが、ジョジョ特有のデザインや台詞回しがいい意味で妙に頭に絡みついて離れない。

自分でも「な、何ーーーーっっっ!?」と思わず叫んでしまいそうな展開の連続だったな。

1クール目時点では出番の少なかったウェザーリポートやアナスイの活躍も多く見れて満足。

最終第3クールも楽しみ!

 

8位:うる星やつら

うる星やつら_1

評価:75点(暫定)

満を持してやってきた高橋留美子先生の超名作のリメイク。

名作の名に恥じぬギャグと勢いが満載でここまで毎回楽しめています。

あたるのような主人公って今だとお目にかかれる機会が少ないと思うけど、これはこれとして味があってありだと思う。

個人的には面堂が好き。普段は爽やかイケメンなのにちょくちょく残念なイケメン要素が出てくるキャラクター性が宮野さんの演技にばっちりハマってると思う。

4クールあるうちのまだ1クール目。これからもっと楽しむぞ!

 

7位:SPY×FAMILY 第2クール

SPY×FAMILY_1

評価:76点

流行語大賞にもノミネートされ社会現象にもなったであろう作品。

2期&映画も決まりましたね!

しかし個人的には2クール目は(1クール目と比べて)楽しめなかったなという印象。

2クール目は番外編みたいなショートエピソードが多くて少し飽き飽きしてきたのが原因かも。

ただ最終回はスパイ要素満載で楽しめたと思う!

2期は…期待しすぎない程度に楽しみにしておきます。

 

6位:異世界おじさん

異世界おじさん_1

評価:77点(暫定)

延期してもなおおじさん旋風は続きましたね!

相変わらず唯一無二の設定で独自の笑いを生み出していた点は高く評価したいところ。

異世界方面の世界観やキャラは割と王道なはずなのに、おじさんという存在がテンプレを次々と壊していく様が見ていて気持ちがいい。

エルフさんがちゃんとかわいいのもいいね。

最終回延期は悲しいが…気長に待とう!

 

5位:モブサイコ100

Amazon.co.jp: モブサイコ100 Ⅲを観る | Prime Video

評価:79点

今回を以てシリーズの完結となったモブサイコ。

こうやって最後までキッチリ映像化されるとなると原作ファンは嬉しいだろうね。

相変わらず作画、アクションがエグい。2期終盤のとんでもねえバチバチのやつと比べると少し物足りなく感じるかもしれないけど、そんなんで文句は言ってらんない。

建物の崩壊シーンとか見ると改めてプロってスゲーなって思う。

物語のほうもエクボの回でうるってなりそうなくらい良かった。

ラストのモブのエピソードも、青春や葛藤が組み込まれたモブサイコらしい良いエピソードだったと思う。

全体的に見ても本当にスタッフに恵まれた作品だったと思う。制作陣の皆様、お疲れさまでした!

 

4位:アキバ冥途戦争

アキバ冥途戦争_1

評価:81点

今期一の怪作。

衝撃の第1話からラストまで、その個性を貫き通した作品でした。

メイド×任侠とかどんなことしてたら思いつくんだか。

やってることがいちいちぶっ飛んでるんだけど、その一つ一つの芸も細かく作られていて、最後まで飽きずに見られたかなと。

特に8話。誰が野球回でベネズエラ大使館に協力してもらえっていったんだ。

とにかく、ポプテピピックとも張り合えるんじゃないかってくらいの変な所への謎のこだわりと、抗争の始まりから終結まで、豚骨ラーメンの如く濃厚な12話でした。

ゾンサガからそうだけど、Cygamesやるじゃん。

次の『THE MARGINAL SERVICE』も期待してるで。

 

3位:チェンソーマン

チェンソーマン_1

評価:82点

これまで見たことのないほどの熱量があった前評判からは少し遠のいたものの、その破壊力を存分に味わうことができました。

悪魔のおどろおどろしいデザインはもちろん、背景もなんとなく悲壮感を感じていかに緻密に作りこまれてるかと思わせる。

個人的には公安メンバーのスーツ×スニーカーっていう衣装がオシャレでいいなと思ってる。

当然ながらストーリー展開も秀逸で、デビルハンターとはどういう存在なのか、悪魔とどう向き合っていくのかを考えさせるような展開だった。

特に第8話。最初の雰囲気からラストの余韻の残り方まで素晴らしかった。

賛否両論はあったみたいだけど、MAPPAの本気が垣間見えた作品でした。原作はこの後の展開がエグいと聞いているので、是非続編を期待したい…!

 

2位:ぼっち・ざ・ろっく!

ぼっち・ざ・ろっく!_1

評価:84点

おそらく今期一の盛り上がりを見せたであろうぼっちちゃん。

その盛り上がりに恥じぬ面白さを見せてくれました。

ぼっちちゃんへの共感から始まり、虹夏ちゃん、リョウ先輩、喜多ちゃんと出会っていきながら掛け合いのボルテージが一気にスパーク…ぼっちちゃんの結束バンドのギタリストとしての成長の第一歩と描いていく様がとても良かった。

音楽描写も素晴らしかった。当然ながら音楽については全くの素人なんですが、「あ、これ丁寧に作りこまれてるな」と一瞬で分かるほどの作りこみっぷり。

8話のぼっちちゃんのギターソロで流れを変えるシーン、覚悟を感じさせる動きで演出さんもアニメーターさんもすげえなって思った(小並感)

もちろんギャグも良し。精神崩壊して作画が崩れるぼっちちゃんめっちゃ笑った。

まさにきららの最終兵器というべき作品の出来だった。続編も出来れば見たいな…

 

1位:ブルーロック

評価:86点(暫定)

そんなぼっちちゃんを抑えて栄えある第1位に輝いたのはブルーロック。(暫定だけど)

サッカー×デスゲームという考えたこともないような設定から繰り広げられる肉体と頭脳の戦いは見ててとてもワクワクしました。

特にチームV戦。個性が天才にどこまで食らいつくかという展開、非常にアツかったです。

続く二次セレクションではそんな天才・凪とタッグを組むことになったけど、これからどんな展開になっていくのか楽しみ。

 

総評

ということで2022年秋アニメの感想を語っていきました。

個人的に今期は上の下といった感じでしょうか。

粒ぞろいで楽しめた作品が多かった反面、90点を超えるような爆発的な面白さを持った作品がなかったのはちょっと残念だったかな…

とはいえ楽しめたことに間違いはないですし、何よりネットでは大盛り上がりのクールだったのではないでしょうか。

特にガンダムは日5復活ということもありTwitterでは夕方にトレンド上位を独占した日もあった印象。

アニメが盛り上がってて、おじさん嬉しいよ…(感涙)

 

おまけ:2022年秋アニソンランキング

最後に今期の個人的アニソンランキングをちゃちゃっと発表します。

OPはTOP10、EDはTOP5まで載せておきますね。

 

OP

1位:カオスが極まる / ブルーロック

2位:HIGHEST / 陰の実力者になりたくて!

3位:MYSTERIOUS / 後宮の烏

4位:青春コンプレックス / ぼっち・ざ・ろっく!

5位:KICK BACK / チェンソーマン

6位:アイウエ feat. 美波, SAKURAmoti / うる星やつら

7位:ひたむき / 僕のヒーローアカデミア 第6期

8位:メイド大回転 / アキバ冥途戦争

9位:暁を撃て / マブラヴ オルタネイティヴ 第2期

10位:祝福 / 機動戦士ガンダム 水星の魔女

 

ED

1位:Darling in the Night / 陰の実力者になりたくて!

2位:君よ 気高くあれ / 機動戦士ガンダム 水星の魔女

3位:SKETCH / 僕のヒーローアカデミア 第6期

4位:トウキョウ・シャンティ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ / うる星やつら

5位:IMPERIAL CHAIN / アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール

 

まとめ

以上、個人的2022年秋アニメ総括でした!

いやー思ってたよりキツかった…

文章がめちゃくちゃになってしまったことは本当に申し訳ないです…

でも、感想を書くのはめちゃくちゃ楽しかったです!

そして2022秋、果ては2022年、いろいろな作品に出会えて本当に良かったです!

2023年も思いっきりアニメを楽しみ尽くそうと思います!

ここまで読んでいただきありがとうございました。2023年も良きアニメライフを。

ではまた。

 

 

2023年冬アニメ・個人的注目作品5選をざっくりまとめる

はじめまして、TKJohshiroと申します。

 

皆様どんなアニメ生活をお過ごしでしょうか。いよいよ2023年、1月といえばそう、新作アニメの時期が直にやってきます。

2023年冬クールは実に60本を超えるアニメが放送・配信予定です。多い!!!!!!

全作品見てやるもん!という頭のおかしい連中じゃない限りは、今期は何を見ようか?と作品を選ぶはずです。

ですが前述の通り作品数が多い故に迷ってしまうことでしょう。

そこで今回は2023年冬アニメの中から独断と偏見で選んだ個人的注目作5作品を紹介しようと思います。

何故個人的な注目作かって?

すでに大きく注目されている作品なんか紹介してもつまんないでしょ?ニーアなんか誰もが注目してるだろうし(確証はない)

見る作品に迷っている方の選択肢の一つになれば幸いです。

それじゃレッツラゴー

 

その1

一つ目は『とんでもスキルで異世界放浪メシ』

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スタッフ

監督:松田清

シリーズ構成:横手美智子

キャラデザ:大津直

音楽:甲田雅人、うたたね歌菜、栗コーダーカルテット

制作:MAPPA

 

アニメ化発表時は「またなろうのつまんなそうな作品かなあ」と思っていたんですが、制作はなんとMAPPA

そう、あのMAPPAです。

しかも前期の『チェンソーマン』に続くMAPPA単独製作

どう考えても気合入れてるようにしか見えない。

本作には実在する調味料などが出てくるそうで。

どんな料理が登場するのか、そしてそれを食べに来たモンスターたちがどんな反応をするのか、なかなかの飯テロアニメになりそう。

個人的には『ゆるキャン△』みたいなのんびりした雰囲気を期待してます。

 

その2

二つ目は『大雪海のカイナ』。

Image

www.youtube.com

スタッフ

監督:安藤裕章

シリーズ構成:村井さだゆき

キャラデザ:福士亮平、小谷杏子

音楽:KOHTA YAMAMOTO、馬瀬みさき

制作:ポリゴン・ピクチュアズ

 

フジテレビの『+Ultra』枠で放送される予定の本作。『シドニアの騎士』『BLAME!』で知られる弐瓶勉×ポリゴン・ピクチュアズによるオリジナルアニメになっております(コミカライズ版が先行して開始)。

この時点ですでに期待しかない。

弐瓶先生の壮大な世界観とポリゴンのCGによる圧倒的表現力がどんな新しい物語を紡ぐのか、期待しましょう。

体制変更の頃から勢いが落ちてきている+Ultra枠を盛り上げる作品になってほしい…!

 

その3

三つ目は『アルスの巨獣』。

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スタッフ

監督:オグロアキラ

シリーズ構成:海法紀光

キャラデザ:大槍葦人(原案)、清水洋、加藤真人

音楽:片山修志、鈴木暁

制作:旭プロダクション

 

旭プロダクション制作のオリジナルアニメ。

TBS系全国ネット『スーパーアニメイズム』枠で放送予定の本作ですが、とにかく雰囲気がいい!

巨獣蔓延る世界を舞台に、狩人たちが世界の真相に迫る。いい設定しやがるぜほんとに。

シリーズ構成も『がっこうぐらし!』で知られる海法紀光氏ということで、心配はいらないでしょう。

そして何よりOPがかっこいい。PVの段階ですでにハマってる。

『決闘』や『HATENA』のようなPENGUIN RESEARCHのアツいロックナンバーホント好き。

可能性未知数のオリジナルアニメ、是非当たってほしい!

 

その4

四つ目は『シュガーアップル・フェアリーテイル

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スタッフ

監督:鈴木洋平

シリーズ構成:水上清資

キャラデザ:飯塚晴子

音楽:椿山日南子

制作:J.C.STAFF

 

ラノベ原作ですが、レーベルが角川ビーンズ文庫ということでどちらかといえば少女漫画に近い感じかも。

一流の砂糖菓子職人になりたい主人公が妖精の戦士を護衛に連れて旅に出る物語。

個人的な注目どころとしては、妖精の戦士の心情描写について。かなり重い過去を持ってそうな感じなので、そこら辺とどう絡めて主人公と距離を縮めていくのかが楽しみ。

制作は当たり外れが非常に大きいことで知られるJ.C.STAFFですが、PV見た限り作画も綺麗で当たりのJCとみて良さそう。

注目。

 

その5

最後に紹介するのは『REVENGER』

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スタッフ

監督:藤森雅也

シリーズ構成:虚淵玄

キャラデザ:鈴木二郎、憂雨市(原案)、細越裕治

音楽:Jun Futamata

制作:亜細亜堂

 

こちらも可能性未知数のオリジナルアニメ。

5人の殺し屋たちの復讐を描く物語、って認識で合ってるかな?

最大の特徴は何といってもあの虚淵玄氏がシリーズ構成を担当されること。

まどマギを筆頭にこれまでに数多の作品でキャラクター達を絶望のどん底に叩き落してきた氏が、どんな「復讐劇」を見せるのか必見です。

監督は『怪物事変』などを担当され、アクションに定評のある藤森雅也氏。シナリオだけでなく、映像面でも期待できること間違いなし。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

2023年冬アニメの個人的注目作5選をまとめました。

今期は不作だのなんだの言われているようですが、そんなの気にせず2023年もじゃんじゃんとアニメを楽しんでいきましょう!

ではまた。